- 電子顕微鏡で毛髪観察
- ブラントカット(シザー)
- 石倉カット(シザー)
- 石倉カット(レザー)
2019年から群馬産業技術センター研究員の指導を受け、低真空走査電子顕微鏡(SEM)を操作して髪切り口の観察を始めた。
- 切れ味の悪いシザー
- シザーのぶつ切り
- レザーカット6ヶ月前
- レザーカット直後
毛髪観察の動機は、髪の傷みはカットの切り口の角度(断面積)に関係するか?およびにレザーカットは髪を傷めるか?どうかという美容業界の定説についての疑問を調査するため
- レザーカットで超鋭角な切り口
- レザーでキューティクルが削がれた
- キューティクル損傷
- 細毛の切れ毛
実際に電子顕微鏡観察で一番大変なのは、毛髪の資料作りである。ビニール手袋とピンセットを使用して、太さ0.08前後の毛髪を長さが6mm前後にカットして円形1cmの資料台に10本前後を貼り付けるのが超難儀「老眼が進んでいる石倉には辛い」その分観察は夢中になる。
現在までの5〜6年間で2千枚以上は撮影済みだが、気に入った画像撮影には程遠い
撮影は運!資料台上に髪の切り口角度が丁度よく貼り付けられていて(肉眼ではほぼ確認できないのでサイコロ振る状態)電子顕微鏡のピント合わせとコントラス調整がビシッと決まり、もう一つはこれが曲者で機器のご機嫌もあるようだ!