ひらめき美容師

ひらめきは磨かれた

ひらめきは突然に浮かぶので、すぐにメモらないと忘れる。サロンワーク中お客さんとの会話で急にアイデアが浮かんだりするとすぐメモる。ウォーキング中もひらめくことがあり身の回りはメモだらけ。老年になってからひらめきに磨きがかかり2018年~特許4件取得。

ひらめきは地元親元美容室から始まる

親元の美容室1989年撮影 シーズンになると写真スタジオ併設

髪型撮影からスタジオ記念撮影がひらめく

海外版ヘアカタログ写真に魅了、1985年に市内のカメラ店で中古の中判カメラを購入、最初はシャッターも分からない状態から独学で腕を磨きモノクロの髪型写真撮影に没頭。その後ひらめきで1989年の七五三・成人式スタジオ撮影にと繋がる。「デジタル写真の現在では多くの美容室で取り入れている」が、フイルム時代では困難を極める。又、地元の写真館から警戒されたり2足のわらじかと揶揄される。しかし3年後には群馬フジカラーからも視察に訪れほど腕をあげ、正式に写真スタジオと認可され看板を設置して頂いた。ただし撮影にこだわり過ぎ10年ほどで閉館。

ビジュアルの経験が原点

親元のサロンと生来のこだわり性分が相まって、髪型の記録撮影とスタジオ制作~記念撮影の二つの経験が、30年後の①無影灯照明&見える化環境 ②石倉カット ⓷理美容用具開発に向かわせた。

拡大路線をやめる

1998年、美容師デビュー当時から心に引っ掛かっていた剛毛,多毛,くせ毛,強毛流などに対応のカット技術追求を始めると決心した。売り上げダウンを承知で、その翌日からくせ毛など切りっぱなしドライカット「石倉カット」研究に25年を費やし残りの美容人生をかけることにした。1999年美容界トレンドメニューの縮毛矯正をやめ「再現性の証のため:仕上げ剤無しブローなどセット無し」シャンプー後のみハンドドライヤー使用して手だけで乾かすだけを貫いている。何もしなくてもキレイに仕上がるモデルさん的な素材で、作り込んだ髪型でアピールする美容界には見切りをつけた。

美容師とヘアメークの役割区分

パーマ屋さんと呼ばれた2000年頃までは、ヘアメークと美容師は役割が区分されていたが現在は一色たんになっているのも問題である。ヘアメークの役割はファション誌,TVなどクライアント(広告主)のため、モデル選びから衣装,メーク,髪型まで徹底的に作り込んで仕上げる非日常的業界。美容師の役割は髪質,年代,職業も様々な一般のお客様を担当する。当然セルフヘアになるので、髪型再現性が一番重要。

髪型再現性

髪型再現性は髪質でほぼ決まるので、くせ毛,剛毛,多毛などに対応のカット技術が必須。現美容界はヘアメークのデザインが良いと思い込んでいるが、一般の方は最新の髪型など望んでいないことに気付くべき。

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