ビジュアル系の画像は、地元で製作した一コマで、テーマは小悪魔系青の妖精。衣装は受講中に知り合ったフリーのヘアメークYさんからお借りした物。
1990年代中期 ビジュアルの為のヘアメークアップアーティスト養成講座受講。
日本を代表するヘアメークアーティスト柘植氏の直接指導と言う事で期待と不安いっぱいで申し込みました。実は私メークなど全く未経験レベルです!
主催側は日本中から未来の才能発掘を目的としていましたが、私の志は日々のサロン業務の息抜きの趣味程度にヘアメークアップを覚えられたら良いと正直考えていたので、少し後ろめたい気持ちが有りました。
主催受付からは、来る者拒まず精神?で安心して受講して下さいと言うことで週1回の3ヶ月コースを結局数回受講してました、最初の受講は最悪でしたメークは15年前に美容学校で1回体験程度で冷や汗だけでした。それでも週1回ペースで群馬館林から表参道のPサロン迄、2年以上通い切りました。
直接指導と言っても技術指導では無く2時間の間に各受講生がモデルに各テーマを決めてヘアメーク〜衣装マデ表現仕上げます。時間が来ると専属カメラマンが大判カメラにてポラロイド撮影後に柘植氏が各受講生の作品とテーマ主張を的確に評価してアドバイスも頂けると言う流れです。
皆の前で自信喪失のキツイお言葉も有りまます。アナタの場合は評価以前で先ずは、ファッション誌を見るところから始めなさいとか…私の事です。それでも1年も過ぎた頃からは、今回は良いじゃないですかと言う評価が何度か頂ける様になり少しは上達出来たかと思いました。
他の受講生がモデルさんを美しく完璧にメークを自身満々で仕上げても柘植氏の評価はキビシイ一言・・・キレイできっちりメークなら良い分けじゃ無い、昔のお水系のお姉さんに見えるとか、未来のヘアメークアーティストの感性を磨く道場の様にも感じました。
サロンでの業務にはヘアメークは取り入れていませんが、感性は少し磨かれたと思います。