石倉カットは、ご来店のままの髪型をそのまま細密ドライカット
【石倉カットの特徴】
美容界(欧米由来)カット技術では未対応のため、日本人特有の硬毛,剛毛,多毛,強い毛流,くせ毛,縮毛(隠れ縮毛),軟毛,凸凹骨格(ハチ張りや絶壁),歳を重ねての頭部ハチ上の髪質軟化(薄毛リスク)、育毛などを考慮。
くせ毛を生かし、剛毛多毛でもソフトなコンパクトヘアに変換、頭部ハチ上をコントロールして若変えりヘアに変換して髪型最適化する独自の細密ドライカット を1998年に考案実践〜日々アップデートする。
石倉カットは、二丁流で頭部左右〜毛流で使い分け
【シザーの二丁流はなぜ?】
毛流や頭部の左右などでカット用具(シザー,レザー)を使い分けることで、無理なく毛流の調整やカット中の手首への負担が軽減できる。尚、シザーの逆さ構えの場合は左右兼用(右利き用左利き用のシザーは不要)でも切れ味は変わらない。
加齢により髪質変化でカット難易度急上昇!石倉カットのアップデートは欠かせない。
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くせ毛 剛毛 多毛 隠れ縮毛 絶壁 襟足浮き強のK様-来店サイクル2ヶ月/常連歴20年以上。オーダーは歳を重ねるほどトップの髪やせでボリウムが無くなり、より手間いらずのショートヘアに移行する。ただしカット技術の難易度が数段上がるのでアップデートは欠かせない。2020年ごろまではショートボブをどこまで軽く短くがK様のご要望。
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石倉カット直後(切りっぱなし仕上げ剤なし)襟足の毛量調整で絶壁をカバーする。剛毛多毛はレザーカット向き。襟足などの刈り上げ(丸刈:バリカン使用)は超ハード(メンズヘア)になり髪型に馴染み難くく万人向きでないのでNG!ショートになるほど快適ヘア!同時にカットの難易度は爆上がり。
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くせ毛,隠れ縮毛,硬毛,多毛,襟足浮き強のK様。来店サイクル2ヶ月/常連歴20年以上。オーダーは歳を重ねるほどトップの髪やせでボリウムが無くなり、より手間いらずで襟足などが暑苦しくないショートヘアに移行する。ただしカット技術の難易度が数段上がるので来店毎のアップデートは欠かせない。2019Before参照
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石倉カット直後(切りっ放し仕上げ剤なし)強い中心への上向き毛流は、短めで軽いラインでは、耳下ラインに穴(凹)になり易いのでカバー出来る毛束(仕上がりのラインになる)を残すのがポイント!普段の状態の毛流や髪の厚みが把握できるドライカットが最適。
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くせ毛,縮毛,硬毛のH様。来店サイクル3ヶ月/常連歴20年以上。オーダーは、襟足をギリギリ短めの手間いらずで暑苦しくないショートボブ。ただしお客様自身でのヘアセットはできないが前提(サロンで綺麗に仕上げてもカット技術力の価値はない)
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石倉カット直後(切りっ放し仕上げ剤なし)ポイントは、襟足の生え際の剛毛に強い毛流に逆らわずにレザーカットでギリギリ短くカット同時にムダ毛も剃りこむ。次にネープラインはシザーでクルクル(ループ状)のくせ毛に沿って半カールまでカットする。ギリギリ襟足ラインが少し隠れるぐらいがベスト(下向きの襟足ラインは技術力の証!)
石倉カットは髪型再現性の証としてお客様は、ヘアセットはできないを前提に仕上げ剤なし切りっぱなしを貫く。
カット技法は頭部の左右,毛流,毛束左右表裏によりシザーも左右で使い分け。長時間のカット施術でも手首に負担が掛からない逆さ構えを取り入れる。(髪質によりシザー、レザーを使い分けと併用する)
髪型オーダー(剛毛多毛でも流行りのぶつ切りヘアが好みなど)によりブラントカットも一部取り入れる。
またハード面(作業環境)では、手元を明るく影なく眩しさのない美容師向け無影灯〜カット用具も自社で開発!
お客様とコミニケーションやカット技術に集中したいため腰に負担の掛かるシザーベルト装着をやめて、開放感と清潔感(理美容業は飲食業などと同じ生活衛生/保健所の管轄で最重要)をコンセプトに、10年の試作を経て地域町工場とタッグを組み令和4年に革新的シザーケースを製品化。